お正月やお盆をはじめ、年中行事って
いろいろありますけど、
どういう行事なのか?
なぜするのか?
わからないことって、多くないですか?
もしかして、私だけ??
お彼岸もその1つで、
「お墓参り」「おはぎ」
・・・なんて言葉しか出てこないんですけど~
子どもに
「お彼岸ってなに?」
「どうしてお墓参りをするの?」と聞かれても、
答えられない自信があります!!
・・・・・(;´∀`)
いえいえ、そこは自信を持つところじゃなくて
調べましょうよ。
ということで、今回は、
お彼岸のお墓参りについて調べてみました(^^♪
まずは、お彼岸の時期から見ていきましょう。
もくじ
お彼岸っていつ?
お彼岸の時期は、年に2回、
春と秋にあるんですよ。
具体的には・・・
春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として、
前後各3日間、合計7日間のこと。
7日間の最初の日を「彼岸の入り」、
最後の日を「彼岸明け」と言います。
春分の日と秋分の日は、
その年によって日付が変わるので、
お彼岸の期間も、それに合わせて変わります^^
2014年~2016年までは、こんな感じです。
春分の日(春彼岸) | 秋分の日(秋彼岸) | |
---|---|---|
2014年(平成26年) | 3月21日(18日~24日) | 9月23日(20日~26日) |
2015年(平成27年) | 3月21日(18日~24日) | 9月23日(20日~26日) |
2016年(平成28年) | 3月20日(17日~23日) | 9月22日(19日~25日) |
ところで、お彼岸のときって、
お墓参りに行きますよね。
この期間にお墓参りをするのって、
どうしてなんでしょう?
お彼岸にお墓参りをするワケは?
お墓参りと言えば、お盆や命日、お彼岸ですよね。
お盆や命日と並んで、
お彼岸にお墓参りする理由は、
実は、太陽の動きに関係してるんですって!!
えっ、どういうことΣ(・ω・ノ)??
まずは、「彼岸」と「此岸(しがん)」という
仏教の言葉から、見ていきますね!
- 「彼岸」
迷いや苦しみのない悟りの世界 - 「此岸」
煩悩や迷いに満ちた私たちのいる世界
そして、彼岸は西に、此岸は東にあると
されてるんです。
この西と東という方角が、
太陽の動きと関係しているんですよ!
春分と秋分は、昼と夜の長さがほぼ同じになって、
太陽は、真東から昇り、真西に沈む日。
だから・・・
と考えられているんです。
本来は、悟りの世界である彼岸なんですけど、
死後の安らかな世界ととらえるようになり、
ご先祖様を供養する日になったそうです。
お墓参りは、お彼岸の期間中なら
いつでもよいのですが、
やはり中日にお参りする人が一番多いようです^^
最後に・・・
お彼岸はインドや中国など、ほかの仏教国にはない
日本だけの行事なんだそうですよ(@_@)
ご先祖様の供養だけではなく、
春の種まきや秋の収穫と重なることもあって、
自然に対する感謝の意味も持つ大切な行事として
広く定着したそうです。
お彼岸の中日である春分の日、秋分の日は
祝日ですけど、
国民の祝日を定める法律には、
- 春分の日
自然をたたえ、生物をいつくしむ - 秋分の日
祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ
と定められています。
自然にも、ご先祖様にも感謝する日として
この行事を子どもたちに伝えられたら、いいですよね(^^♪
コメントを残す