日本でも、まもなく発表される
今年の流行語大賞ですが、
イギリスでは、一足先に
世界の流行語が発表されました!!
「自分撮り」を意味する
『selfie(セルフィー)』でした。
日本では、「セルフィー」って言葉が、あちこちで
使われているってことは、ないですよね。
でも、この言葉から、世界で流行っていることが見えてきて
とっても興味深いんです。
日本でも世界でも、一緒だなぁ~、とも思いますけど。
それでは、この言葉について、ちょっと見てみましょう
もくじ
『selfie(セルフィー)』=自分撮り
この流行語大賞は、その年を象徴する
言葉としてオックスフォード英語辞典が
毎年発表するものなんですね。
この単語がオックスフォードのオンライン辞書に
最初に掲載されたのは、2013年の8月。
辞書に書かれているのは・・・
自分で自分を撮影した写真。
一般的にはスマートフォンやウェブカメラで撮影して
ソーシャルメディアサイトに掲載したもの。
オックスフォードによると、自分撮りの現象は近年
世界各地で見られるとか。
そして、最初に使用されたのは、2002年9月の
オーストラリアなんだそうですよ!
そんなところまで分かってるってことは、
この言葉の生みの親も、分かってるってことですね~
階段から落ちた人が、ケガの様子を自分撮りして投稿。
「セルフィーだからピンボケになってゴメン」とつぶやいたそうです (^^)
その後、ネットで徐々に浸透し、12年になって爆発的に普及!!
写真共有のSNSなどでは、多くのフォロワーを持つセレブ達が
自分撮り写真を、日ごろから掲載している、などなど・・・
自分撮りは、今や社会現象と言えるほど。
オックスフォード英語辞典の編集者が、ウェブ上で使われる
1億5000万ほどの英単語を毎月集計した調査では、
「Selfie」という単語の使用頻度は
昨年比1万7000%増!!とか。
派生語として、
自分の髪型を撮影する「helfie」、
後姿を撮る「belfie」、
運動中の自分を撮る「welfie」、
酔った姿を撮影する「drelfie」
なども登場しているもよう。
ちなみに、今年の候補には、
「twerk(挑発的なダンス)」
「schmeat(合成肉)」
「bitcoin(仮想通貨の名称)」なども
挙がっていたそうです。
アメリカの流行語大賞
イギリスだけでなく、アメリカでも、英語学会が
毎年「今年の言葉」を発表しているようですね。
ただしこちらは、年末ではなく年始に発表されるんですって。
また、選考にかかわるのは
言語学者や文法学者といった専門家。
今年の1月に発表された2012年の言葉は
ツイッター上で使われる『hashtag(ハッシュタグ)』でした。
ハッシュタグとは、ツイートにカテゴリをつけて
検索しやすくするため、「#xxx」と入れる
タグのようなもの。
ツイッターで発言する際に、「#ワールドカップ」などと
入れて投稿すると、その記号付きの発言が検索画面などで
まとめて読めるようになります。
選考委員長は、「2012年はハッシュタグが
ネット上の会話のいたる所に広がるようになった年だった」
と発言しています。
考えてみれば、「hashtag」も「selfie」も
インターネット関連の言葉。
このアメリカ版流行語大賞では、
application(アプリケーション)の略語、「app」や
「tweet(ツイート)」、「google(グーグル)」
などの言葉が選ばれたこともあるそうなんです。
ネット関連の言葉の流行が、顕著ですよね~
ホント、時代を反映している!!と思います。
日本では、過去の30年の流行語大賞のTOP10が発表された!
毎年12月1日に発表される、日本の『新語・流行語大賞』、
今年は30回目を迎えるそうです。
この節目に当たって、過去の大賞の中から現在にもいきる
トップ10が発表されましたね。
こんなの、あったなぁ~、なんて、懐かしいです。
以下、受賞年順に紹介します。
「キャバクラ」 1985年
「亭主元気で留守がいい」 1986年
「セクシャル・ハラスメント」 1989年
「オヤジギャル」 1990年
「サポーター」 1993年
「同情するならカネをくれ」 1994年
「安全神話」 1995年
「がんばろうKOBE」 1995年
「自分で自分をほめたい」 1996年
「格差社会」 2006年
今年は、12月1日が日曜日のため、発表は12月2日です。
候補は出そろって話題になっていますが
発表が楽しみです。
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