ヨーグルトってお店に行けば
いろいろな種類が売っていますけど、
意外に簡単に、家で作れるって知ってますか?
ヨーグルトは、乳酸菌の働きで牛乳が発酵したもの。
牛乳と種になるヨーグルトが少しあれば
自家製ヨーグルトが作れるんです。
私も、自家製ヨーグルトを毎日食べていますよ^^
ヨーグルトメーカーがあれば、
発酵のための温度管理なんかも簡単ですけど、
なくても手作りできちゃいます。
今回は、自宅でできる簡単なヨーグルトの作り方を
紹介したいと思います(^^♪
もくじ
手作りならカスピ海ヨーグルト!
以前、ブルガリアヨーグルトを種に
ヨーグルトを手作りしていたことがあります。
でもこのヨーグルト、冬場は
ヨーグルトメーカーがないと、作りづらい(;´∀`)
なぜって、40度にならないと、
発酵が始まらないから。
だから、冬は、手作りヨーグルトをあきらめていたんです。
ところが、そんな時期にも、
実家では母が、常温でヨーグルトを作っていました!!
聞いてみると、作っているのは
カスピ海ヨーグルト。
えっ!?
ブルガリアヨーグルトと何か違うの?
調べてみると・・・
カスピ海ヨーグルト | ブルガリアヨーグルト | |
乳酸菌 | ラクトコッカス、クレモリスなど | ラクトバチルス、ブルガリクスなど |
発酵温度 | 20~30度 | 40~45度 |
発酵力 | 衰えないので繰り返し使える | 衰えるので1か月くらいで交換 |
同じヨーグルトと言っても、
菌の性質がかなり違ったんですよ~Σ(゚Д゚)
そしてポイントは、なんと言ってもココ!
これなら、冬場でも家の中なら
意外に、何も使わなくても発酵しちゃうんです。
乳酸菌の発酵力も強いので
繰り返し使えるのもポイントです。
それでは、ヨーグルトを作ってみましょう!!
自家製カスピ海ヨーグルトの作り方
まずは、用意するものから見ていきますね~^^
- 牛乳(成分無調整のもの) 500ml
- 種になるカスピ海ヨーグルト 大さじ2
- 容器
- スプーン
1つずつ説明していきましょう。
牛乳は、成分無調整のものが
できあがりが安定するので、おススメです。
低脂肪乳やカルシウムをプラスしたものなどでも
できるようですが、ゆるくなったり、
ホエー(ヨーグルトの上に出てくる水分)が
多くなったりすることがあります。
ちなみに、豆乳でも作ることができます。
牛乳で作るより、黄色っぽいものができます。
ただし、豆乳100%で作ったものは、
新たに作るヨーグルトの種には、向きません。
続けて作る場合は、豆乳7:牛乳3の割合で
牛乳を混ぜるといいですよ。
フジッコやグリコから400g入りの
無糖のカスピ海ヨーグルトが販売されていて、
私はそれを使っています。
ブルガリアヨーグルトなどと違って、
小さなスーパーには置いていないことが多いようです。
ほかには、粉末タイプの手作り用の種菌も
販売されていますので、
最初の1回を、それで作ってもOKですね!
そうそう、購入したカスピ海ヨーグルトは、
種にするヨーグルトを取り分けたら
あとは普通に食べちゃってます(^^♪
熱湯消毒のしやすさなどから見ても
ガラスの容器が、いいと思います。
プラスチックの容器でも、
耐熱性のあるものなら使えますよ。
では、次は作り方です!!
- 容器に牛乳を入れる。
- 種になるヨーグルトを入れて、スプーンで混ぜる。
- 6~48時間、発酵させる。
とっても簡単ですけど^^
ポイントを整理しておきますね。
雑菌が入らないように、容器は煮沸消毒します。
もちろん、スプーンも!
牛乳は夏場なら、冷蔵庫から出したままのものでOKです。
冬場なら、常温または、30度くらいに温めても
いいかもしれません。
室温や発酵の状況でいろいろ試してみてください。
牛乳の量は、フタをしたときに2㎝ほどの空間ができるくらいに。
この量なら、フタをしっかり締めて、密閉してしまっても
問題なく発酵します。
発酵にかかる時間は、状況によりさまざまです。
夏場は涼しいところ(30度以上になると菌が弱る)、
冬場は暖かいところにおいてください。
容器をそっと傾けてみて、固まっていれば
冷蔵庫に入れます。
常温では、やわらかめですが、冷蔵庫に入れると
もう少し固まって、安定しますよ^^
昨日、我が家で作ったヨーグルトは
朝の8時ごろに、冷蔵庫から出した牛乳で作りました。
冷蔵庫の上に置いて、夜8時ごろ確認すると
ちゃんと固まっていました^^V
ちなみに、昨日の気温は、
最高気温19度、最低気温5度でした。
さあ、こうして無事にできたヨーグルトは、
また次の種として使います。
2回目以降は・・・
- ヨーグルトができたら、食べる前に種を取り分けておく。
- 種は、表面の空気に触れた部分を避けて、
容器の真ん中あたりのものを!
菌の発酵力が強い、カスピ海ヨーグルトなら
これで永遠に作り続けることができる??
そうなんですけどね、
時には失敗することも・・・
こんなときは注意!!
たとえ長く育て続けていたとしても・・・
いさぎよく処分した方がいい場合もあります(+_+)
- 味がおかしい(ピリピリする、苦いなど)
- においがおかしい(不快、異臭など)
- 色がおかしい(茶、ピンクなど)
- 固まらずに分離している
こんな場合、雑菌が混入している恐れがあるんですね~
もったいない~って気がするかもしれませんけど、
食べずに処分しましょう。
種としても使うのも、避けてくださいね。
ただし!
- 表面に水のような上澄みがある。
- 中は白いけれど、表面だけ黄色い。
こんな場合は、大丈夫です。
表面の上澄みは、ホエー(乳清)という栄養豊富な水分、
表面が黄色いのは、空気を好むアセトバクター菌の
働きによるものだからです。
最後に・・・
発酵に必要な温度が低いとは言っても
ヨーグルト作りは、暖かい季節の方が簡単ですので、
これからの季節は、最適ですね~
朝に仕込めば、放っておいても
夜にはできあがっているので、楽ちんです(^^♪
できあがったヨーグルトは、1週間以内に
食べてしまってくださいね。
でも、種は1か月ほど保存できるそうです。
まわりが固まって、においも出てきますけど
やっぱりここでも、できるだけ空気に触れていない
内側を使えばいいんですね。
ズボラな私は、1~2週間作らない場合は、
新しいヨーグルトを買ってきて
作り始めちゃうんですけど・・・(;´∀`)
上手にできたら楽しいし、経済的♪
朝食に、おやつに、カレーやタンドリーチキンなど
お料理にも大活躍しますよ!
ぜひ、作ってみてくださいね~
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