卵の赤と白!違いは何?どっちの方が美味しいの?

お料理やお菓子作りに欠かせない食材といえば「卵」。

ハムエッグやゆで卵、オムレツなんかは子ども達も大好きで、冷蔵庫にはだいたいいつでも入っている食材です♪

 
でも、先日、卵が切れちゃったので、子どもにおつかいを頼んだんです。
「10個入りの卵を買ってきて〜」って。

 
張り切って買い物に行った息子が帰ってきて、荷物を見てみると・・・

 

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あれれ??カバンの中は空っぽ。

卵が全部売り切れていた?
卵が見つからなくて帰ってきた?

 

でも実は、赤い卵や白い卵があって、さらに赤い卵でも色の濃いのや薄いのが・・・

どれを買えばいいか、わからなかったんだそうです(^_^;)

 
赤い卵と白い卵、当たり前にどちらも卵だって思っているけれど、子どもにとっては、赤いのと白いのでは、かなり別物に思えたようで、

どっちも同じ卵?
なんでこんなに色が違うの?

なんて、疑問がわいてきて、どれかを選ぶことができなかったんですって。

 
結局、10個入っていればどれでもいいよ、ということで改めて買いに行ってくれたんですど、赤と白の違いってなんだろう??

・・・なんて、うまく答えられない自分がいました。

 
よく、赤いほうが「栄養があって体にいい」とか、「味が美味しいから、料理もおいしくできる」とか聞くけど・・・実際のところは、どうなんだろう。

 
ということで今回は、意外と知らない赤い卵と白い卵の違いについて、調べてみました。

子ども達の疑問に答えないと!ですよね^ ^

 

もくじ

赤い殻の卵と白い殻の卵の違いとは?

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殻が赤色のものは赤玉、白色のものは白玉と呼びます。

 
この色は、実は!!!

鶏の種類によって決まります!

 

羽や耳たぶの色が白い鶏は白玉、褐色もしくは黒っぽい鶏は赤玉を産みます。

 
白玉は日本で多く飼われている「ジュリア」「白色レグホン」という種類の鶏のもの。

赤玉は「名古屋コーチン」なんかが代表的ですよね。

 

 
殻が赤くなるのは、「プロトポルフィリン」という褐色の色素が、卵が卵管を通るときに殻の表面に分泌されるためなんだそうです。

 
スーパーなどで売っているのを見ると、白い卵よりも赤い卵の方が値段が高いことが多いので、赤い卵のほうが栄養価も高いと思いがちですが、基本的には、白い卵と同じです。

味にも違いはありません。

どっちを使っても、料理やお菓子は、同じように美味しく仕上がるってことなんです。

 
卵の味で、少しでも料理の腕をカバーしよう!なんて、無理だったんですねーΣ(・□・;)

 

ちなみに、殻の厚みも同じです。

でも・・・
この卵、殻が薄いな〜と思ったことがあるんだけど!と思ったあなた!

 
殻の厚みには、確かに違いがあって、でもそれは、鶏の年齢によって異なるんだそうです。

若い鶏が産む卵の殻は固く、年を重ねていくにつれて、固い殻の卵ではなくなっていきます。

 

ということで、基本的には、赤い卵と白い卵は栄養も同じ、味も同じ。

(基本的に、と言ったのは、鶏の飼育環境やエサによって違いは出てくるからです)

 
それなら!!

スーパーで売っている卵って、どうして、赤い卵のほうが高いの?

 

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赤い卵がお高い理由とは?

 
実は、その違いというのは、鶏の違いに原因があったんです。

 
というのは、白い殻の卵を産む鶏というのは小柄で、赤い殻の卵を産む鶏ほど、エサをたくさん食べません。

少量のエサで飼育できてなおかつ、多くの卵を産み続けてくれます。

 
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一方で、赤い殻の卵を産む鶏は、体が大きいので、エサがたくさん必要になります。

 
つまり、鶏の種類が違うと、育てるためのコストが変わってくるんです。

エサ代が少なくてすむ白い方は、コストが抑えられて卵も安くなるけれど、エサ代のかかる赤い方は、その分卵が高くなるというわけだったんです。

 

これで赤い卵がお高い理由は納得できたと思いますけど、ちょっと疑問に思うことがありませんか?

 
そうそう!

白い卵を産む鶏のほうが、コストが安いなら、なんでわざわざ、コストのかかる鶏を育てるの?ってことですよね。

 
赤い卵の方が高く売れるから??

 
実は、それだけではなく・・・

赤い殻の卵を産む鶏は、環境が変わってもストレスを受けにくく、病気に対する抵抗力も強いんだそうです。

風邪もあまりひかず、元気すぎる我が家の息子達みたい!?

 
だから、たとえエサ代が多くかかっても、赤い殻の卵を産む鶏を育てるメリットがあるんですね。

 
また、「赤い殻の卵のほうが栄養価が高い」という世間のイメージが強くあるため、値段が高くても売れちゃう、というのもあります。
(↑やっぱりー)

 

 

以上、赤い卵と白い卵の違いについてでしたが、いかがでしたか?

 
簡単にまとめると、

  • 卵の殻の色は、鶏の種類によって決まる。
  • 味や栄養の差はない。
  • 赤いほうが高いのは、飼料の量と、世間の思い込みをうまく利用しているから!?

ということですね。

 
ということで、赤い卵と白い卵の違いなら、私にきいてちょうーだーい^ ^;
(えっ、もう卵の違いなんてすっかり忘れて、遊びまわってる!?)

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