お花見といえば、桜ですよね。
でも、一足先に梅の花を
楽しむのはいかがですか?
梅も、桜のように木に咲く花。
一面の梅の木に、花が咲いたところは
圧巻です。
京都で梅と言えば、北野天満宮。
菅原道真をまつった、学問の神様として
有名なところです。
今回は、京都生まれ、京都育ちの私が、
この北野天満宮の梅の楽しみ方を
紹介したいと思います!
もくじ
北野天満宮ってこんなところ!
学問の神様、菅原道真をまつった神社の宗祀(総本社)。
全国に一万社以上ある、天満宮の中心です。
天神さんと親しまれ、受験シーズンには
合格祈願の受験生でいっぱいです。
私も、もちろんお世話になりました。
(ずいぶん、昔ですけどね~*-*)
現在の社殿は、慶長12年(1607)豊臣秀頼の造営に
よるもので、国宝に指定されています。
そして、毎月25日は天神さんの縁日で、境内には
多くの露店が立ち並び、宝物殿も公開されます。
土曜日や日曜日と重なると、とても混みますけど、
お店を見て歩くのは、楽しいですよ。
- 開館日
1月1日
12月1日
毎月25日
4月10日~5月30日
観梅・紅葉シーズン - 開館時間
午前9時~午後4時 - 拝観料
一般300円/中高生250円/小人150円
北野天満宮の梅の見ごろ
「 東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花
主(あるじ)なしとて春を忘るな 」
天神さんにまつられる、菅原道真の詠んだ歌です。
梅は、道真にとても愛された花。
約2万坪の北野天満宮の境内には、50種、
約1,500本の梅が植えられています。
早咲きの梅、冬至梅・照水梅・寒紅梅などは1月初旬に
咲き始め、梅の香りを漂わせます。
梅苑は、例年2月初旬から公開され、紅梅・白梅・一重・八重の順に
咲き、2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期になりますよ(^^)
- 日時
2月初旬~3月下旬
午前10時~午後4時 - 入園料
大入600円(中学生以上)
小人300円(梅茶・菓子付)
北野天満宮の梅花祭
梅が美しくなる2月25日は、延喜3年(903)に
亡くなった菅原道真の祥月命日。
毎月25日に催される天神さんの縁日は、この日に
ちなんだものなんですよ!
そして2月のこの日は、「梅花祭」といわれるお祭りが催されます。
上七軒の芸妓さんによる野点が、行われるんですよ。
- 日時
2月25日 - 野点拝服
有料1,500円
(拝服券・宝物殿拝観券・撤饌引換券=三連券)
1月25日より拝服券頒布、先着3,000枚限り - 厄除玄米
1袋100円
北野天満宮へのアクセス
- JR 京都駅より 市バス50・101系統
- JR・地下鉄 二条駅より 市バス55系統
- JR 円町駅より 市バス「203系統
- 地下鉄 今出川駅より 市バス51・102・203系統
- 京阪 出町柳駅より 市バス102・203系統
- 京阪 三条駅より 市バス10系統
- 阪急 大宮駅より 市バス55系統
- 阪急 西院駅より 市バス203系統
- 京福電車 白梅町駅より 徒歩5分
※いずれも北野天満宮前下車すぐ
◆乗用車◆
駐車場
300台分 無料(参拝専用)
開場時間 午前9時~午後5時
※毎月25日は、縁日のため閉鎖
北野天満宮 梅の見どころ
1,500本の梅の木。
梅は、白梅から紅梅までさまざまな色が
楽しめる花。
香りもすごくいいんですよね~^^
まずは、境内から。
梅苑内に、たくさんの梅が植えられているのは
もちろんですが、境内にも多くの梅があって
梅苑に入らなくても無料で楽しむことができます。
重要文化財に指定されている三光門付近。
こちらは、白梅です。
地主神社の前にも、白梅。
白梅ばかりではなく、紅梅もありますよ。
いろんな色の紅梅がありますので、
現地へ足を運んで、楽しんでみてくださいね!
次は、梅苑です。
日にもよりますが、こちらの方が人が少なくて
ゆっくり梅を楽しむことができると思いますよ♪
うまく時期が合えば、しだれ梅も風情があって
いいですよ!
ちなみに、北野天満宮にある梅の木には
毎年、2.5トンほどの梅の実ができるそうですよ!!
できた梅は、梅干しにして、「大福(おおふく)梅」として
12月下旬から、1袋500円で授与されます。
限定3万袋ほど。
1袋に6粒ほど入っていて、元日に白湯に入れて飲むと
1年間健康に暮らせると言われているんですよ。
梅雨明けには、塩漬けされた梅が、天日干しされます。
いかがでしたか?
桜よりは、時期が早くて、少し寒いかもしれませんが
この時期の京都を楽しむのも悪くないですよ!
コメントを残す