スタバなどのコーヒーチェーン店が
全国に広まったのは、ずいぶん前のことだし、
コンビニでも、淹れたてのコーヒーが簡単に飲めるし、
気がつけば、すっかりコーヒー党!?
コーヒーを飲む機会のほうが多い、私ですけど、
もともとは、紅茶がすごく好きだったんですよね~
日本茶だって、コーヒーだって、そうですけど、
いれかたひとつで、ビックリするくらい味が変わってくるんです。
以前、紅茶専門店で飲んだ紅茶が
すごくおいしくて、感動した覚えがあるんですよ!
あれっ!
今まで飲んでいた紅茶は、何だったの??
・・・という感じです(;´∀`)
それから、自分でもいれかたを工夫したり、
いろいろな茶葉を試したり、していたんです。
そんな経験をふまえて、今回は、紅茶の種類について
見ていきたいと思います。
紅茶とひとことで言っても、いろいろあるので、
あれもこれも、試したくなりますよ~^^
もくじ
紅茶の種類
紅茶の種類は、産地ごとの銘柄で
分類されていることが多いんです。
たとえば、アッサムやダージリンといった感じに。
これって、産地の名前を取ったものなんですよ。
なので、代表的な紅茶の産地、
インド、スリランカ、中国、その他と分けて
種類と銘柄の特徴をまとめてみたいと思います^^
インド
紅茶の生産量が世界一なのは、インドです。
産地で有名なのは、先ほども例に出した、ダージリンとアッサム。
まずは、そちらから~
ダージリン
インドの北東部。
標高2,000mのヒマラヤ山脈のふもとです。
ダージリンは、世界三大銘茶の1つで、
紅茶のシャンパンとも言われる、上品な香りと風味が特徴です。
雨季と乾季がはっきりとした地域なので、
収穫の時期によって、茶葉の特徴はずいぶん変わってきます。
収穫期は3~11月で、時期による特徴は、こんな感じです^^
収穫時期 | 特徴 |
---|---|
3~4月 | ファーストフラッシュと呼ばれる一番摘みの時期。
新芽が多く新茶特有の若々しい香りで、収穫量は少ない。 |
6~7月 | セカンドフラッシュと呼ばれる二番摘みの時期。
マスカットフレーバーといわれる独特の香り。 |
10~11月 | オータムフラッシュと呼ばれる秋摘みの時期。
赤みがかった色で、渋みが加わる。 |
アッサム
ダージリンより東に位置するアッサムは、世界最大の紅茶の生産地です。
- ファーストフラッシュ 4~5月
- セカンドフラッシュ 6~7月
アッサムの茶葉だけでも販売されていますけど、
ブレンドに使われることが多いんですね。
濃厚でコクのある味と、芳醇な香りが特徴で、
濃い赤色の紅茶。
ミルクティーに向きます。
ニルギリ
標高1,200~1,800m、南インドのニルギリ高原の紅茶です。
スリランカの近くに位置するため、
味や香りはセイロンティーに近いとも言われています。
1年中、収穫されていますけど、
最も品質の良いのは、12月~1月の冬の時期に収穫されたもの。
赤みのあるオレンジ色のお茶で、くせがないため
ブレンド用として使われます。
スリランカ
インドの東側、インド洋に浮かぶ小さな島です。
九州よりひと回りほど大きな、島国ですね!
紅茶の生産量は、インドについで世界第2位。
1つの国として独立したあと、
国名はセイロンからスリランカに変わりましたが、
紅茶は今も変わらず、セイロンティーと呼ばれています。
茶葉は1年中収穫されますが、クオリティーシーズンと呼ばれる
高品質の茶葉が収穫できるシーズンは、産地によって異なります。
栽培されている茶園の標高によって、
大きく3つに分類しているんですよ。
標高 | おもな産地 | |
---|---|---|
ハイグロウンティー | 標高1,200m以上 | ウバ、ディンブラ、ヌワラエリヤ |
ミディアムグロウンティー | 標高600m~1,200m | キャンディー |
ローグロウンティー | 標高600m以下 | ルフナほか、セイロンティーの約半分 |
一般に、標高が高いほど、質のよい紅茶ができ、
高級品となります。
ウバ
インドのダージリン、中国のキーマンと並ぶ、世界三大銘茶のひとつ。
ウバ郡の山岳地帯(標高1,300m)が、産地です。
クオリティーシーズンは7~8月で、
バラやすずらんのような甘い香りがするものもあるそうですが、
茶園によって違いが大きいようです。
ディンブラ
ウバとは反対側の山岳地帯が産地です。
そのためクオリティーシーズンは、1~2月になります。
タンニンの含有量が少ないので、渋みが少なくマイルドで、
ほのかにバラのような香りがします。
フルーツを入れたフルーツティーなど
バリエーションティーにも向いています。
ヌワラエリヤ
スリランカの高地で作られるハイグロウンティーです。
クオリティシーズンは1~2月で、花のような強い香りが特徴で、
クセはほとんどなく、スッキリと飲みやすい紅茶です。
キャンディ
セイロン島の中央部の平原、キャンディ地方で栽培されていて、
スリランカでは、最もポピュラーな紅茶。
香りは控えめで、さっぱりと飲みやすい味が特徴です。
中国
中国は、お茶の発祥地。
日本では、ウーロン茶やプーアル茶が有名ですが、
紅茶も生産されています。
ただし、生産量は少なめで、ほとんどが輸出用です。
キーマン
世界三大銘茶のひとつ。
上海の西にある、安徽省(あんきしょう)が生産地です。
収穫期は6~9月で8月がクオリティーシーズンです。
タンニンの含有量が少ないため、渋みが少なくあっさりとした味で、
香りがランの花に似た、スモーキーなフレーバーは
独特の香りにファンも多いんだそうです。
ケニア
インド、スリランカに続き、3番目の生産量を誇るのは、
実は、ケニアなんです。
ケニアの中央にあるケニア山周辺の
標高1,500m以上の高地で作られています。
クオリティーシーズンは1~2月と7~9月の2回ですが、
1年を通じて、品質のよい茶葉ができることで評価を得ています。
クセがなく、主にブレンド用、
ティーバック用として利用されています。
最後に・・・
いかがでしたか?
世界三大銘茶は、覚えていますか??
- ダージリン
- ウバ
- キーマン
でしたよね!
その3銘柄はもちろん、
ケニア産なんかも、とっても気になりますよね!?
1つ1つは、どれも飲んだことがあるんですけど、
比べて飲んだら、違いがはっきりと分かりそう!
・・・と、すごく気になって、注文しちゃいました(;´∀`)
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入れ方や、そのときの気分によるかもしれませんけど、
ちょっとクセのある!?キーマンが、
今のところは、私のお気に入りです(o≧▽≦)ノ
ネットではなくても、近所の輸入食料品店でも、
けっこういろいろ、そろっていましたよ^^
あっ、そうそう!
今回は、産地別の紅茶の銘柄についてお話ししましたけど、
紅茶って、香りをつけたフレーバーティーも
すっごくポピュラーなんですよね!
例えば、アールグレイやアップルティーなんかです。
それについては、
紅茶のフレーバーティー!どんな種類がある?
で、解説していますので、そちらも見てみてくださいね!
それでは、あなたにもぜひ、お気に入りが見つかりますように~(^^♪
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