祇園祭のクライマックスは、山鉾の巡行ですが、
人出という点では、宵山が1番です。
毎年、日にちが定まっていて、
週末に合わせたりはしないので、
宵山が平日になるか、週末になるかで
かなり違ってきますけど、
30万~45万人の人が、宵山にやってきます。
(ちなみに、巡行は例年20万~25万人)
2014年は、宵山(14~16日、21~23日)が月曜から、
巡行が木曜と、完全に平日なので、
人出は少ないのか・・・
巡行が2回に分かれ、
それに伴って、宵山も2回に分かれるのが
49年ぶりのことなので、
興味津々、人出が多くなるのか・・・
そのあたりは、始まらないとわかりませんが、
宵山の楽しみ方を紹介したいと思います。
もくじ
歩行者天国と屋台
前祭(さきのまつり)宵山の期間は、
屋台が出て、メインの通りは
夕方から歩行者天国になります。
- 日時 15~16日の18~23時
- 場所 四条通(東大路通(14日は河原町通)~堀川通)
烏丸通(御池通~高辻通)
室町通、新町通など山鉾のあるところ
例年、14日からだった歩行者天国と屋台なんですけど、
2014年は、15、16日の2日間です。
山鉾に乗る
宵山の期間中は、登ることのできる山鉾があります。
- 長刀鉾 ちまきなどの購入(女性除く)
- 函谷鉾 拝観料 大人1000円 子供500円
- 月鉾 ちまきなどの購入
- 鶏鉾 ちまきなどの購入、拝観券 500円
- 菊水鉾 拝観券付きのちまきの購入 1000円
- 放下鉾 自由(女性除く)
- 岩戸山 拝観料 200円
- 船鉾 拝観料 200円
【後祭(21~23日)】
- 南観音山 拝観料 300円
私は、2013年は、15日の昼間に
月鉾に登ってきました(^^♪
1000円のちまきを購入、4歳の息子と2人でした。
夜よりは、昼間の方が人が少なく、
並ぶこともないし、鉾の細部もよく見えて
おススメですよ!
私たちが鉾に乗ってすぐ後に、
囃子方(はやしかた)の人たちも乗ってきて
お囃子が始まりました。
間近で聞くと、音が大きいけれど
迫力がありました^^
美術品めぐり
宵山中は、町会所などに山鉾の懸装品(けそうひん)が
展示されています。
文化財に指定されているものも多く、
間近で見るチャンスです^^
また、山鉾町内の旧家などでは、秘蔵の屏風や美術品などが
一般公開されているところもあって、
「屏風祭」と呼ばれます。
伯牙山の前にある杉本家住宅もその1つです。
ここに、伯牙山の装飾品なども展示されますが、
それとは別に、杉本家保存会が所蔵する
約40点の美術品を公開しています。
通常、一般公開はされていないので
京町家を見る絶好の機会でもあります。
公開日時 14日(16:00~21:00)
15~16日(10:00~21:00)
住所 京都市下京区綾小路通新町西入ル
観覧料 大人1500円、高校生以下800円
問い合わせ 075-344-5724
授与品やご朱印
各山鉾では、ちまきを購入することができます。
このちまきは、お餅が入っているのではなく、
笹で作られたお守りです。
京都では、厄除けとして玄関に飾ってある家も
多いと思います。
このちまき、山鉾によっては、由来にちなんだ
ご利益があるものもあるんです!
山鉾に関しては、こちらの記事も見てみてくださいね。
⇒祇園祭の山鉾!由来によってご利益が変わる?
また、最近は各山鉾でご朱印が発行されていて、
集めてまわるのも、楽しいですよ。
お茶会
7/13~16日に、菊水鉾の町会所では
お茶会が開催されます。
表千家、裏千家、遠州流が日替わりで席を担当。
イスのカジュアルな席なので、
気軽に参加できますよ。
お茶席券2,000円
13日 14:00~21:00 裏千家
14日 13:00~21:00 裏千家
15日 13:00~22:00 遠州流
16日 12:00~22:00 表千家
会場 菊水鉾会所(中京区室町通四条上ル)
宵宮神賑奉納(よいみやしんしんほうのう)
京舞 posted by (C)のりりん
祇園祭と言えば、山鉾の巡行を思い浮かべますが、
お祭りのルーツである御霊会(ごりょうえ)は、
歌舞を奉納して悪疫退散を祈るというもの。
八坂神社近くの祇園商店街では、
歩行者天国になる四条通に特設舞台を設置し、
各種芸能を奉納します。
京舞、獅子舞、太鼓などなど・・・
身近に見られるチャンスです。
開催日時 15日 18:00~22:00
問い合わせ 075-531-2288
(祇園商店街振興組合)
日和神楽
16日の21:00~22:00頃には、巡行の好天を願って、
各山鉾の囃子方が、鉦(かね)をつるした台車を引いて
四条寺町の御旅所を詣でます。
長刀鉾町だけは、八坂神社まで行き、
お囃子を奉納します。
最後に・・・
いかがでしたか。
1日では、まわれないほど、いろいろな
見どころがありますね!
そうそう、宵山ではないですけど、
10日から始まる鉾建ても、迫力満点なんですよ。
くぎを1本も使わずに、
縄だけで組み立てる骨組みを見れば、
ついカメラを向けたくなってしまいますよ(^^♪
祇園祭の時期は、夜になっても
本当に暑いと思いますけど、
ぜひ、祇園祭を楽しんでくださいね。
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