小さい子どもたちって、すぐに転びませんか?
だーーっと走って行って、バタン!!
そして、すぐさま号泣。
ヒザをすりむいて出血するのもよくあるパターン。
そんな状況で、最近よく見かけるのが
「キズパワーパッド」です。
これ、結構いいみたいで、病院なんかでも
よく出されるんです。
もちろん、病院ではキズパワーパッドそのもの
ではないんですけど、
同じ効果を持ったもの・・・だそうです。
そんなにいいの?と思って、調べてみると
結構おもしろいことが分かったんです!
まずは、切り傷や擦り傷の昔と今から
見ていきましょう。
もくじ
切り傷や擦り傷の昔と今!
ケガをしたらきれいに洗って、消毒!
ばい菌が入って、化膿したら大変(≧◇≦)
なんと言っても、消毒が基本!?
家庭にも、消毒薬の1つくらい常備しているのが
一般的じゃないですか?
で、ジュクジュクして、膿まないようにしっかり乾かす!
でも、これって、キズの治りを遅くしたり、
キズあとが残ったりする原因らしいんですよ(ノ゚⊿゚)ノ
最近の主流は・・・
- キズは、乾燥させずに、うるおいを保って治す!
- キズ口からにじみ出てくる体液、=滲出液(しんしゅつえき)には、
キズを治す成分がたっぷり含まれている! - キズ口は、その滲出液でおおわれた状態をキープする!
- 消毒したり、乾燥させたりすると治りが遅くなる!
でも、普通の絆創膏だと、体液を全部吸い取ってしまって
キズを乾かしてしまいます。
そこで登場するのが
「キズパワーパッド」です。
バンドエイド キズパワーパッド ふつうサイズ 10枚
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まずは、キズパワーパッドについて簡単に見てみましょう。
キズパワーパッドとは?
医療機関で床ずれ、やけど、外傷の治療などに
使われてきたハイドロコロイドという素材を
使って作った絆創膏のこと。
切り傷、すり傷、かき傷、あかぎれ、さかむけ、
靴ずれ、軽度のやけどなどに使えます。
キズ口にキズパワーパッドを貼ると・・・
↓ ↓
- 痛みが少ない。
- キズが早くきれいに治る。
もちろん、キズパワーパッド自体に薬効成分はなく、
あくまでキズを治すのは、体の自己治癒力。
ちなみに、キズパワーパッドは商品名。
いくつかのメーカーから、同じような製品が
販売されていますし、
「プラスモイスト」のように、同じような素材のもので
1枚のシートになったものの売られています。
キズパワーパッドの使い方
それでは、使い方を見てみましょう。
- 水道水でキズ口を洗い流す。
- タオルやガーゼで水分を取る。
出血がある場合はキズ口をおさえて止血する。 - キズより一回り大きめのキズパワーパッドを貼る。
1つずつ説明していきますね。
1、水道水でキズ口を洗い流す
ちょっと痛いですけど、
流水できれいに洗いましょう。
消毒はしないでくださいね。
消毒すると、キズを治すのに必要なものまで
一緒に殺してしまうそうですから。
2、水分をふき取る
清潔なタオルで、水気を取ります。
ティッシュペーパーなどでも大丈夫です。
出血がある場合は、ある程度止まってから
貼ってくださいね。
キズパワーパッドを貼る
キズ全体をおおう大きさのものを貼ります。
クリームや軟膏などは使わずに
洗ったままの状態で貼りましょう。
以上、簡単ですよね(^^♪
・・・とはいっても、貼りっぱなしにするわけではなく
適度な交換が必要です。
次は、そのあたりを見てみましょう。
キズパワーパッドを貼ったあとは・・・
貼ってしばらくすると、キズパワーパッドが
滲出液を吸収して、白くふくらんできます。
キズ口がうるおいを保っている状態ですね。
キズが小さくなって、滲出液の量が減ってくると
貼りかえるたびに、白いふくらみは小さくなっていきます。
で、貼りかえるタイミングは・・・
- キズパワーパッドから、滲出液がもれてくるとき。
- 汚れて、はがれそうなとき。
- それ以外のときは、1日1回を目安に。
滲出液は、キズを治すための大事な体液でしたけど、
キズのない部分には不要なもの。
また、健康な部分がおおわれていると、そこに
あせもやデキモノができることもあります。
なので、1日に1度は、交換するのがおススメです。
貼りかえの際には、水できれいに洗って
くださいね。
キズ口に薄い皮ができれば、新しいものを貼らなくても
大丈夫です。
ただし、皮膚はまだ弱いので、特に日焼けには
注意が必要です。
日焼けによって、色素沈着してしまうので
気をつけて下さいね。
最後に・・・
いかがでしたか?
キズパワーパッド、普通の絆創膏より
ずっといいお値段するんですけど、
あるととっても便利です。
毎日キズを作ってくる男の子、
キズあとが気になる女の子、
最近キズの治りが遅い・・・と感じるママのためにも!
常備して、使ってみるといいですよ(^^♪
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