包丁の研ぎ方!砥石をつかう簡単な方法!!

包丁のお手入れってどうしてますか?

使っていると、切れ味がどんどん悪くなってきますよね。

 
少しくらい、切れ味が悪くなっても
問題のない食材もあります。

でも、切れなくなるとイライラするものも
ありません?

 
例えば、トマト。
皮にスッと包丁が入らなくて、力まかせに切って
汁が飛び散ったり・・・

それから、鶏肉。
皮の部分が切れなくて、何度も何度も
包丁を往復させることになったり・・・

 
家庭で簡単に切れ味をよくしようと思うなら
V字型になったシャープナーや、研ぎ棒が便利ですよね(^^♪

 
で、買ってきて、やってみたけど・・・

買ってきたものが悪いの?
やり方が悪いの?

なんか、いまいち思っていたようには
切れ味が復活しなかったんです~(+_+)

スポンサーリンク



 
いろいろ調べてはみると、やっぱり
「包丁は、砥石で研ぐのが一番!」って、書いてあるんですよね。

 
ちょっと戸惑う気持ちもありましたけど、
包丁はこれからもずっと使い続けていくもの。

研ぎ方をマスターしておくのも悪くないですよね!

 
ということで、砥石を買って
包丁を研ぐことに挑戦しました。

最近では、けっこう上手に研げるようになってきて
切れ味が悪くて、イライラすることは
なくなりましたよ^ ^

 
包丁が切れなくて、どうしたらいいの?と
ストレスを抱えているあなた!
勇気を出して、砥石を使ってみませんか。

 

まずは砥石を用意することから!

研ぎ方の説明に入る前に、まずは必要なもの。

「砥石」ですよね。
これがなければ、話になりませんから。

 
でも、砥石と一言で言っても、実はいろいろな種類があるんです。

材質などにも違いがあるんですけど、
まずは、石の粗さで区別します。

  • 荒砥石・粒度 #200~#600」(刃かけ・刃こぼれ修復用)
  • 中砥石・粒度 #1000程度」(切れ味の回復用)
  • 仕上げ砥石・粒度 #4000~」(切れ味を高める仕上げ用)

 
大きく分けて3種類。

この中で、家庭で使うなら中砥石がおすすめ
#1000~#1500くらいの番号がついているものです。

 
ちなみに、私は、シャプトン社のセラミック製の
砥石を使っています。

↓#1000、オレンジ色のものです。

 
魚をガンガンさばいたり、
固いものを頻繁に切ったり、

プロ並みに、完璧に仕上げないと気が済まない
というのでなければ、

家庭用の普段使いには、中砥石があれば十分です。

 
砥石が準備できたら、次は実際に研いでみましょう!

 

両刃包丁の研ぎ方

研ぐタイミングは、切れ味が悪くなってきたな!
と思ったとき。

お掃除なんかと同じで、こまめにやると
簡単ですよ^^

knife2
あっ、そうそう、包丁なんですけど、
刃先の形で、両刃と片刃に分けられます。

家庭で使われているものは、表から見ても
裏から見ても同じように刃がついている
両刃が一般的だと思います。

出刃包丁など、裏表の片側が平らなものが片刃です。
カンナや彫刻刀なんかも片刃ですね!

 
ここでは、両刃の包丁について話を進めていきましょう。

 
それでは、包丁を研いでいくわけですけど、
まずはこちらを見てみてくださいね~

 
もう、わかりましたか?

パッと見ただけでは、難しいですよね。
1つ1つの工程を簡単に見ていきましょう!

     

  1. 使用する前の砥石を水につけ、
    気泡が出なくなるまで水を含ませる。
  2.  
    天然の石であれば、10~30分はつけておいてくださいね。

    私の使っているセラミック製の砥石のように、
    使う直前に濡らすだけでOKのものもあります。
     

  3. 刃を手前に向け、刃先から研ぐ。
    向きは約45度、コイン2枚分の隙間をあける。
  4.  
    20回ほど往復させたら、刃の真ん中、アゴの部分を
    順番に研いでいきます。

    終わったら指で刃先を触ってみて、引っかかりがあれば
    「かえり」ができている証拠。
    片側は、終了です。

    引っかかりがなければ、もう1度繰り返しましょう。
     

  5. 刃先を向こう側にして庖丁の裏面を研ぐ。
  6.  
    刃先、真ん中、アゴの部分と3か所に分けて研ぎます。
    角度は、やはり約45度。
    ただし、アゴの部分は90度向きを変えてもいいですね。

    「かえり」ができていればOKです。
     

  7. 「かえり」をとって、引っかかりをなくす。
  8.  
    かえりのある部分を砥石に当てて、数回横に動かします。
    引っかかりがなくなれば、完成です。

 
きちんと研げているかどうかの目安は、いろいろありますけど、
手に持ったコピー用紙が、スッと切れれば完璧だとか!

でも、実際に使ってみるのが一番ですので
いつもと同じように、食材を切ってみてくださいね。

 
我が家では、2日に1回、ホームベーカリーで焼く
食パンがいい目安です。

スライスするときに、スッと刃が入ると
うまく研げている証拠ですから。

 
そして残念ながら、1度や2度で、完璧に研げるようには
なりませんので、こまめに研ぐのが
一番の上達法です。

使ってみて、気になる点があれば
次回、工夫をしてみるといいですね。

 
とはいっても、どのような点に気をつければいいのか、
研ぐときにポイントになるところを
次にまとめてみました。

スポンサーリンク



 

研ぐときに大切なこと

包丁を研ぐ際に、仕上がりの切れ味を左右するのは
刃先と砥石が当たる角度です。

この角度を一定に保つこと!

 
包丁を押すときと引くときで、角度が変わってしまえば
刃先は丸くなっちゃいます。

研いでいるのに、余計に切れ味が悪くなる!
なんて可能性も(;▽;)ノ

 
どうしても一定にできない、という場合には
刃先の角度を固定するホルダーを使うといいでしょう。

包丁の背の部分をはさむ形で使うものが
ありますよ。

 
それと、動画でも言っていましたが、
研いでいると、黒い研ぎ汁が出てきます。

この研ぎ汁、汚いからって流さないでくださいね。

 
これは砥石の粉。
研磨剤の役割をする大事な汁・・・なんです。

 
最後にもう1つ。
砥石が乾燥しないように、適度に水をかけながら
研ぎましょう。

もちろん、黒い研ぎ汁は流さないように
気をつけて (;´・д・)

 

どうでしたか?
意外に!?簡単だったでしょ?

とは言え、慣れるまでは
「やっぱり無理かも~」なんて思ったり
することもあると思いますが(←私だけ!?)

1、2回であきらめずに続けてみてくださいね。

 
続けていれば、どんどんうまくなってきて、
研いだあとの包丁の切れ味に、
感激する日が、来ますから^^

 
この先も長く使っていく包丁なら
自分で手軽に研げれば、料理も楽しくなるし
料理の腕も上がるかもしれませんよ(^^♪

 

スポンサーリンク

コメントを残す