親しい友達の家に行くときは、手土産を持っていっても、
「これまた食べてね〜」なんて、ポンと手渡ししたり、テーブルの上に置いたり・・・
でも、少し前にひさしぶりに親戚の家を訪ねる機会があって・・・
家に行くんなら、手土産、必要よね!?
ど、ど、どうしようか?
・・・なんて、プチパニックに!
別に手土産のマナーなんて、深く考えなくてもいいんじゃない!? と訴える私と、
いやいや!!マナー美人と思われたい!!とマナーを気にする私のバトルもあり(^_^;)
とりあえず、調べておいても損はないんじゃ!?との考えに落ち着いて・・・(前置きが長すぎ〜)要するに!
手土産について、渡し方やタイミングなんかのマナーを調べてみました。
まっ、はっきり言って、親戚の家に行く場合だと、ちょっとくらいマナーを知らなくても問題はないと思うんですけど、取引先や上司など、仕事関係だと、
「この人、いい大人なのに知らないんだな・・・」
なんて、評価をされてしまうこともあるかもしれないですよねー
というわけで今回は、手土産を渡すタイミングや渡し方について、書いてみようと思います。
もくじ
手土産を渡すタイミングとは?
まずは手土産を渡すタイミング。
ちょっとでも、早いほうがいいのかな〜と思うかもしれませんが・・・
「こんにちは!! はい、これ手土産です。どうぞー」
なんて、家に入ってすぐに渡すものではありません。
もちろん、帰る直前まで渡さない、なんてのは遅すぎですけど、お部屋に通されて、ちょっと落ち着いたところで渡すのが基本。
イスやソファーのある洋室なら、イスに座る前にきちんと挨拶をしてから渡します。
和室の場合は、立ったまま挨拶せずに、きちんと座って挨拶をしてからが、渡すタイミングです。
とは言っても、アイスクリームやデザートなど、冷凍庫や冷蔵庫に入れる必要のあるものは、玄関先で渡して、冷やさないといけないことを伝えてもOKです。
また、部屋に入らず失礼するとき、ご挨拶だけのときなども、玄関先で渡して大丈夫です。
では、手土産を渡すとき、その渡し方にマナーはあるのでしょうか?
手土産の渡し方のマナーは?
お部屋に入って、きちんと挨拶を済ませたあとが、いよいよ!!手土産を渡すタイミングでしたよね!?
手土産といえば、紙袋に入れて持っていくことが多いと思いますが・・・
紙袋(または風呂敷)から出して渡すのが基本です。
ついつい、紙袋のまま渡しちゃってませんか??
でも紙袋って実は、「買ったお品物にほこりがつかないように、持って帰っていただく」という意味があって、お店で店員さんが袋に入れてくれるんだそうです。
風呂敷も同じように、ほこりや汚れがつかないように、と包んでいくものです。
なので、袋ごと渡すということは、「ほこりも一緒に渡す」ということになっちゃうんです(^_^;)
ただし、急いでいるときや、ビジネスなどでは例外もあって、袋から出さずに、そのまま渡すほうがいい場合もあります。
相手がそれを持ち帰るというシチュエーションで、紙袋があったほうが便利!!という場合もそのままのほうが親切ですよねー
ということで、例外はありますが、基本は、紙袋から出した品物を渡すんですが・・・
片手でポイッと渡すようなことはしないでくださいね!
正面を相手に向けて、片手で持ち、もう片方の手で底を支えるようにして、両手で差し出します。
「お口に合うかどうかわかりませんが」や「お気に召すとうれしいのですが」などの一言を添えてもいいですね。
紙袋に入れたままの場合は、「袋のまま失礼いたします」の一言もあるといいかもしれません。
ちなみに、紙袋や風呂敷は、品物を取り出してすぐにササっとたたんじゃうとスマートです♪
立って渡すときは、品物を相手に渡してからたたんでもOKです。
そして、袋は自分でそのまま持って帰るのが基本です。
相手が親しい人なら、処分を頼んじゃってもOKですけど^ ^
渡すときの一言について
品物を渡すときの言葉として、「つまらないものですが」というのがありますよね。
これは、もともと、「一生懸命選んだけど、立派なあなたにとってはつまらないものかもしれない」という、謙遜の意味なんだとか。
でも・・・
「つまらないと思うものを何で渡すの??」とか、
「つまらないものをプレゼントするって失礼じゃない??」
なんて、意味を誤解している人も多いんです。
そのため、最近では、
「お口に合うかどうかわかりませんが」
「お気に召すとうれしいのですが」
などを使うことが増えています。
以上、手土産を渡すときのマナー、いかがだったでしょうか。
とりあえず、私は、紙袋のまま渡すことは避けてみましたけど・・・・
マナー美人だと思われたかどうかは、不明です(^_^;)
まっ、でも、きちんとマナーを知っていれば、落ち着いて行動できるので、知っているといいな、と思いますよ。
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