カフェインと言えば、
コーヒーを思い浮かべる人が
多いと思いますけど、
紅茶や日本茶、ココアやコーラ、
チョコレートなんかにも含まれているって
知っていましたか?
コーヒーを毎日飲むって人もいるし、
お茶もとても日常的な飲み物だし・・・
多くの人が日々の生活の中で
カフェインを摂っていることと思います。
もちろん、大量にとらなければ
問題はないんですけど、
妊婦さんにはよくない!って、聞きますよね!
なので、私は、子どもたち(幼稚園児)にも
できるだけカフェインの入ったものは、
飲ませないようにしてたんですけど、
緑茶やミルクティー、コーラを飲んでる
子どもたちも、意外に見かけるんですよね~
大丈夫なのかしら Σ(゚Д゚)
・・・そんな疑問がわいたときは
徹底的に調べるしかない~~ですよね!?
ということで、今回は、カフェインについて、
調べたことをまとめてみました。
私も毎朝コーヒーは飲んでいますので、
自分の体への影響も
気になりますしね(^^♪
もくじ
カフェインの作用とは?
夕方にコーヒーを飲むと眠れない、
なんてよく言いますけど、
カフェインの作用は、それだけじゃないんですよ。
よい方向にも、悪い方向にも作用しますので、
まずは、よい方向から見ていきましょう。
- 興奮作用
脳の中枢神経に作用し、眠気や疲労を排除!
作業効率を高める効果もあるとか^^活力が出るとして、栄養ドリンクなどにも
使われていますね。 - 頭痛の緩和
脳細動脈の収縮によるものだそうです。頭痛薬や鎮痛剤の成分として
使われることもあります。 - 利尿作用
腎臓の血管を拡張させ、尿の生成を促します。老廃物の排泄、ですね^^)v
- 胃酸分泌の促進
食後にカフェインを摂ると
食べたものの消化を助けるんですって!
全体的に、体のパワーをアップさせる
効果があるようですね。
でも、「カフェイン中毒」なんて
言葉があるように、
中毒性もあるようです。
次は、悪い方向への作用も見てみますよ。
- 中毒性
普段、定期的にカフェインを摂っている人が
摂らなくなった場合には、
イライラや疲労感が出ることも! - 胃の痛み
胃酸の分泌が胃を荒らしてしまうこともあります。朝、起きてすぐなど、空腹時には要注意!
- 貧血
カフェインには、鉄分や亜鉛などの
ミネラルの吸収を阻害する性質があります。貧血の人や、鉄分を必要とする妊婦さんは
気をつけた方がよさそうですね。 - 睡眠の質の低下
体が興奮状態になると、寝つきが悪くなるのは
ご存知の通り。そうなると、睡眠の質も低下しますし、
睡眠障害だって起こるかも! - 自律神経の乱れ
心臓への作用で心拍数や血圧が上がり、
自律神経のバランスも崩してしまいます。疲労感や気分の落ち込みなどが感じられることも
あるかもしれません。
ちょっと疲労感や眠気があっても
カフェインを摂ると、元気になりやすいですよね。
でも、それを繰り返すと、だんだん
以前と同じ量のカフェインでは
効かなくなるんですって Σ(゚Д゚)///
誰にでも、中毒の可能性はありますけど、
大人の場合なら、1日にコーヒー数杯程度なら
心配することはないようです。
でも、子どもの場合はどうなんでしょう。
子どもへの影響は?
カフェインには、上で見たような
さまざまな作用があります。
一般的に、大人よりも子どもの方が
カフェインの影響を受けやすいと言われています。
ただ、専門家の意見や、レポートは
けっこうバラバラなんですよね~(;´∀`)
- カフェインを大量に摂取した子供は
イライラしやすくなる、攻撃的になる、
落ち着きがなくなる。 - 子どもがしっかりと眠れて、食欲があり
精神的にも落ち着いているなら大丈夫。 - 子どもの成長には影響がない。
「長期的に子どもに影響がある」という
報告はないのが現状なんですね。
報告がないからと言って、
「安全だ!」とは断言できませんけど、
常識的な量なら、許容範囲のようです。
・・・って、どれくらいの量ならいいの??
これについては、各国が出している、
カフェインの摂取量の指針をまとめてみましたので
参考にしてくださいね(^^♪
1日の最大摂取量の目安 | 飲み物への換算 | 機関名 | |
---|---|---|---|
妊婦 | コーヒー カップ3~4杯 | 世界保健機構(WHO) | |
300㎎/日 | コーヒー カップ4~6杯(150ml/杯) | オーストラリア保険・食品安全局(AGES) | |
200㎎/日 | コーヒー マグカップ2杯 | 英国食品安全庁(FSA) | |
300㎎/日 | コーヒー マグカップ2杯(237ml/杯) | カナダ保健省 | |
子供 | 2.5㎎/体重/日 | ||
子供 4~6歳 | 45㎎/日 | コーラ1缶(355ml缶) | |
子供 7~9歳 | 62.5㎎/日 | コーラ1.5缶(355ml缶) | |
子供 10~12歳 | 85㎎/日 | コーラ2缶(355ml缶) | |
大人 | 400㎎/日 | コーヒー マグカップ3杯(237ml/杯) |
例えば、アルコールの許容量って
人によってかなり差がありますよね。
それと同じで、カフェインの許容量も
かなり個人差があります。
子どもの場合は、特に影響を受けやすい
ということも考えられるので、注意が必要です。
- いつになくハイテンションになる
- 眠れない
- 胃の痛みを訴える
- 疲れやすい状態が続く
カフェインが原因かも!?
と、思い当たるようであれば
控えてみてくださいね。
ところで、子どもに関しては、
深刻になりすぎることはないようですけど、
胎児の場合は、ちょっと違ってきます。
流産、死産率を見ると、
カフェインの摂取量が1日150mg未満の妊婦さんと比べて
300mg以上摂取する妊婦さんでは、
リスクが2倍になるという報告があるからです。
カフェインは、胎盤を通って胎児に移行しますが、
肝臓の機能が未熟な胎児は、
自分ではカフェインを排出できません。
母体の側で、分解、排出するのを
待たなくちゃいけないのだそうです。
胎児と子どもを比べて考えてみると、
カフェインの摂取に関しては、
自分で排出できるかどうか、
つまり、肝機能の発達が、
ポイントなのかなぁ~と思いました。
(あくまで、私の意見ですけど・・・(;´Д`))
カフェインを多く含む食品は?
最後に一般的な飲み物のカフェイン含有量を
まとめておきますね。
【一般的な飲み物】
飲み物の種類 | 量 | カフェイン量 |
---|---|---|
ドリップコーヒー | 150ml | 100㎎ |
インスタントコーヒー | 150ml | 85㎎ |
紅茶 | 150ml | 45㎎ |
ココア | 150ml | 30㎎ |
緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶 | 150ml | 30㎎ |
番茶、玄米茶 | 150ml | 15㎎ |
玉露 | 150ml | 180㎎ |
抹茶 | 150ml | 50㎎ |
麦茶、黒豆茶、杜仲茶 | 150ml | 0㎎ |
ハーブティー | 150ml | 0㎎ |
コーヒー以外にも、緑茶や紅茶、
ウーロン茶などに、カフェインは
けっこう含まれていますね!
でも、このお茶の場合は、含まれているカテキン成分が
カフェインと結びついて、
体への作用を弱めているんですって^^
【市販の飲み物】
飲み物の種類 | 量 | カフェイン量 |
---|---|---|
ボス レインボーマウンテン | 185ml | 148㎎ |
ボス 無糖ブラック | 185ml | 92㎎ |
ボス カフェオレ | 185ml | 74㎎ |
午後の紅茶 レモンティー | 500ml | 40㎎ |
午後の紅茶 ミルクティー | 500ml | 80㎎ |
キリン 生茶 | 500ml | 60㎎ |
サントリー ウーロン茶 | 500ml | 100㎎ |
ペプシコーラ | 500ml | 50㎎ |
オロナミンC | 120ml | 18㎎ |
リポビタンD | 100ml | 50㎎ |
カフェインの作用、いかがでしたか?
調べる前は、なんだかカフェインって
もっと悪者のような気がしてたんですけど(^▽^;)
子どもたちに対して、
神経質になりすぎる必要もないようです。
私も、引き続き、朝のコーヒーを楽しむことにします(^^♪
コメントを残す