国内で旅行となると、人気がある京都。
春と秋は、本当にすごい人 (@_@)
京都に住んでいる人間としては、
バスも混むし、渋滞もあるし、
気軽にお出かけもできない!!
なんて怒りがわいてくることもありますが(^^;)
「京都って、なんかいいよね~」
なんて言ってくれる人も多いのは、
とても嬉しいところです♪
そんな京都、桜の時期は春休みとも重なって
観光シーズンピーク。
京都人は、家でおとなしくしている時期??
なんて話もありますし、
有名どころじゃない、近くの神社でお花見を
済ませちゃおう!と思ったりもするんですけど・・・
今回は、そんな私でも行っちゃう!お気に入りの有名どころ
仁和寺(にんなじ)を紹介したいと思います。
もくじ
仁和寺ってこんなところ!
京都市右京区御室(おむろ)にある真言宗御室派の総本山。
仁和寺二王門 posted by (C)karesansui
国宝に指定された「金堂」のほか、
「二王門」「五重塔」「御影堂」「観音堂」など
数多くの重要文化財を見ることのできるお寺です。
1994年には、ユネスコの「世界遺産」にも登録されました。
徒然草の「仁和寺にある法師~」の話は、古典の授業で
読んだことがある人も多いのでは?
さあ、この仁和寺で、どんなお花見ができるのか
見てみましょう。
仁和寺の桜の見どころ
仁和寺の境内には約500本の桜があります。
あまり多くない・・・と思いました?
でも、中門を入ったところにある
「御室桜(おむろざくら)」の桜園がいいんですよ!
御室というのは、このあたり一帯の地名。
そしてこの桜、遅咲きで、背丈の低いのが特徴です。
IMGP0049 posted by (C)Kyoto-Picture
一般的なソメイヨシノとは、ちょっと違った独特な形に
ビックリしませんか。
でも、花は間違いなく桜。
御室有明という品種なのですが、もともと背の低い品種ではなく
この地に植えたら、こうなった!!んだそう。
桜の下にある粘土質の土壌が原因で、根が伸ばせなくて
木の高さは、2~3m程度。
『わたしゃお多福御室の桜 はなは低とも人は好く』
なんて、歌われていたりもしています。
この御室桜の見ごろは、4月中旬。
130本、植えられている桜園は見ごたえがありますよ!
桜と五重塔の有名な組み合わせは、江戸時代から
変わらない風景・・・とか。
御室桜が有名な仁和寺ですが、ソメイヨシノも
たくさんあって、4月に入れば(早ければ3月下旬から)
桜を楽しむことができます。
ちなみに、以前はOKだった桜園での飲食は
2011年からは禁止されています。
桜の保護が目的だそうですので、仕方がないですね~
少人数なら、桜園以外の場所でお弁当などを食べるのは
可能だそうですよ!
拝観時間と拝観料金
◆拝観時間
9:00~17:00(12~2月は16:30)
ただし、受付は30分前までです。
出典元 http://www.ninnaji.or.jp/
◆拝観料金
以下の3ヶ所で、それぞれ拝観料が必要です。
- 御殿 大人 500円 小中学生 300円
- 霊宝館 大人 500円 中高生 300円(16:00まで)
期間限定 春期:4月1日~5月第4日曜日
秋期:10月1日~11月23日 - 特別入山料 大人 500円 小中学生 200円
桜の時期のみ 中門の内側への入場
仁和寺へのアクセス
【バス】
◆京都駅から
市バス26系統「御室・山越」行き(約40分)
またはJRバス「周山・高雄」行き(約40分)
◆四条河原町から
市バス10系統「御室・山越」行き(約40分)
*どれも「御室仁和寺」で下車
【電車】
◆四条大宮から
京福電鉄(嵐電) 北野線 御室仁和寺駅下車 徒歩約2分
【自家用車】
名神高速道路 京都南インターより約40分
名神高速道路 京都東インターより約40分
駐車場(仁和寺東側) 普通車 500円(120台)
ただし観光シーズンは、混雑が予想されるので
バスや電車がおすすめです。
最後になりましたが、お食事なら境内の宿泊施設、
仁和寺御室会館にある和食処「梵」はどうでしょう。
会席料理は予約が必要ですが、定食やうどん、丼などは
手軽に食べられます。
おススメは、ゆば丼850円です。
京都らしいランチになりますよ。
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